無精ヒゲの若者
昨日の夜、仕事のことで不安になって(?)、
3時くらいに目が覚めてしまった。
ぐっすり7時半くらいまで寝るつもりだったのに、6時前に目が覚めてしまった。
そのせいで少し、頭が重い。
今日は運転する日なのに。
ようやく、身を以てわかるようになってきたことがある。
物質的な満足の持続はとても短い。
いいものを手に入れても、結局は飽きてしまうか、壊れてしまう。
財布とか服とかギターとか、手に入れる前はものすごく輝いていたもの。
これさえあればずっと幸せでいられる。
お金さえあれば、もう困ることはない。
あんなに欲しかった財布は、今でもまた買いたいと思うか?
残業して、土日出勤して、お金が手に入った。今、幸せか?
そんなことはなかった。
じゃあどうすればいいんだろう。どうすれば幸せになれるんだろう。
承認何だろうな。
この仕事をやっていてき売れてありがとう。
あなたがいてくれてよかった。
そういう風に言われたことなんて、ほとんどないと思う。
IT企業でSEとして働き、もうすぐ2年がたつ。
今の自分はどうだ?
あと8年、同じように仕事をして、先輩のようになれるか?
なりたい姿になれるか?
そのイメージがないのに、なぜ今の仕事を続けているのか?
…あるいは、しがみついてぶら下がっているだけなのか。
先日の障害の件があってから、自分の範囲にないことでも会社はダメージを受けることを知った。
プロジェクトをクビになるBPさんを見て、会社が常に守ってくれる訳ではないんだと知った。
自分に残された道は二つ。
今の道を信じて、大きな何かが起きても会社が必要としてくれると割り切って、目の前のことにひたすら努力をしていく道。
今の仕事をやりつつも、自分が価値を発揮できる別の道を模索して、少しずつでも収益を出していこうという道。
どっちが正しいのかなんてのはない。
けれど、時代は変わるし、自分の変化もいつか起こさないといけない。
だって今は「頑張っている」ではなく「耐えている」状態であり、そんな人間に価値などないのだ。
そろそろどっちかに舵をきる必要がある。
自分は他人と比べて劣等感を感じたり、努力できない自分が恨めしく思うことが多いタイプの人間だ。
今までそれでなんども死にたくなったし、小中高大と、自分のことを心から好きになれたことなんて一度もない。
だらだらと24年生きてしまい、遺伝子のせいだとか、家庭環境が違ったからとか、そういう言い訳を並べるのが恥ずかしい年齢になってしまったけど、
結局、好きなことを仕事としてやっている人にはどうしたって勝てないような気がする。
道を決めて、あとはやるだけなのに、いつまでも言い訳を探しては立ち止まっている。
どっちの人生がかっこいいかは、もうわかってるはずなんだけどね。